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保育園から制度の話を聞いたけど、実際どう進めるのか分からない方/申請を迷っている方
先生の一言が、背中を押してくれた
前回の記事で書いた通り、保育園の担任の先生に診断のことを打ち明けた日、先生から「インクルーシブ教育の制度が使えるかもしれない」と教えてもらった。
でも正直、すぐには動けなかった。
制度の名前を聞いても、何がどう変わるのか、申請してどうなるのか、まったくイメージが湧かなかった。
一人で抱えたまま進める自信がなかったので、主人以外に2人の方に相談した。
1人目は、診断名を出してくれた先生に制度の利用について相談した。
実は最初、この先生への印象はあまり良くなかった。
初診のとき、長い待ち時間のあとにわずかな診察時間で診断名が出て、「こんな短時間で本当に分かるの?」と正直、不信感があった。
でも通院を重ねるうちに、考えが変わっていった。
子どものことを丁寧に見ていてくれていると、少しずつ感じられるようになった。
そんな経緯があったから、制度の相談もこの先生にしようと思えた。
先生はアドバイスをくれながら、こんなことも教えてくれた。
「支援が必要だから申請しているのに、お子さんの程度によっては認定されないこともあるんです」
少し困った顔で、そう言っていた。
その言葉は今も覚えている。
2人目は市の子育て相談の先生
小児科の先生への相談と並行して、市の子育て相談窓口にも足を運んだ。心理士の先生に話を聞いてもらい、制度を使う方向で気持ちを固めた。
申請の流れ 〜実際はこうでした〜
申請は保育園が窓口になってくれた。
必要だったものはこの2つ。
申込書
発達検査の結果のコピー
保育園の先生が段取りをしてくれたこともあり、手続き自体はスムーズに進んだ。
「もっと複雑かも」と身構えていたが、思ったよりずっとシンプルだった。
申請して初めて知った「3つのこと」
① 加配のイメージと現実は違った
申請前、「加配」と聞いて私がイメージしていたのは、先生が一日中わが子のそばにいてくれる姿だった。
実際は違った。
すでに保育園内で必要に応じたサポートをしてもらっていたため、常時つく加配の先生が新たに増えるわけではなかった。
② 専門スタッフの月1回の保育園への巡回サポートが追加された。専門スタッフが子どもの様子を見て集団生活をしやすくするために園の先生に指導や助言をおこなうというものだ。
最初は「先生への指導?それって子どもへの直接支援じゃないの?」と少し戸惑った。
でも考えてみると、子どもと毎日関わる先生が発達の特性への理解を深め、関わり方を工夫してくれることは、子どもにとっての環境そのものが変わることだと気づいた。むしろ毎日積み重なる支援になると今は思っている。
③ 程度によっては認定されないケースもある
小児科の先生が教えてくれたことだが、申請しても必ず認定されるわけではないらしい。
対象児童の程度によっては、複数人分の申請が揃わないと認定されないこともあると聞いた。
「支援が必要だから申請しているのに」と先生も言っていたように、制度の壁を感じた部分でもある。申請を考えている方は、事前に保育園や相談窓口に確認しておくことをおすすめしたい。
申請して、変わったこと
制度を使い始めて、保育園での先生の関わり方が少し変わったように感じている。
何かが劇的に変わったわけではない。でも「この子のことを、より多くの目で見てもらえている」という安心感が生まれた。
それだけで、送り出す朝が少し軽くなった。
まとめ
申請の流れをまとめると、こうだった。
保育園の先生に相談 → 小児科・子育て相談窓口でアドバイスをもらう → 保育園経由で申込書と発達検査結果を提出 → 認定・支援開始
手続き自体はシンプルだった。それより大切だったのは、相談できる人を複数持っておくことだったと思う。
一人で調べて、一人で決めようとしなくてよかった。
どうか同じように我が子を思い、調べ、涙を流すあなたの心が少しでも晴れますように
次回は、療育と保育園を並行して進める中で気づいたことを書きたいと思います。
著者:風助ママ
発達ゆっくりっ子を育てるワーママ。日々のリアルをそのまま書いています。


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