療育、始めました。保育園と並行して気づいた「手探りの半年」

療育・支援(制度・体験談)

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療育を始めたばかり、または始めようか迷っている方/保育園との並行がどんなものか知りたい方

療育、始めました
診断から数か月後、ようやく療育がスタートした。

週2回、先生と1対1の個別療育。

主治医の先生が特性を踏まえて「集団だと疲れやすいので、まずは個別を中心に」とアドバイスをくれた。たまに小集団の日もあるが、基本は1対1のスタイルで進めることにした。

先生にはこんなことも言われていた。

「頻度は、最初から多すぎないほうがいい。疲れて嫌になってから減らしても、また通えるように戻すのに時間がかかる。少ない回数で慣れてきたら、週3を目標に増やしていけたらいいですね」

そのひと言で、週2という選択に迷いがなくなった。

「運動系の療育」はキャンセル待ちだった
主治医の先生から、運動系の療育も選択肢として教えてもらっていた。

でも問い合わせると、キャンセル待ちで入れなかった。

療育の種類や空き状況は、地域によってかなり差があるらしい。「うちは入れた」「うちは順番待ちのまま」という話をよく聞くようになって、療育を始めるまでにも、見えないハードルがいくつもあるんだなと感じた。

保育園には、丁寧に伝えた
療育を始めるにあたって、保育園にもきちんと話した。

担任の先生から言われた言葉が、今も胸に残っている。

「保護者の方の中には、その話には触れないでほしいと、シャッターをおろされる方もいらっしゃいます。そうなると支援の話が全くできなくなるので、オープンに話してくれるのは本当にありがたいんです」

療育の先生にも、同じようなことを言われた。

話してよかった、と思った瞬間だった。
黙っていることが子どもを守ることではなくて、話すことで初めてつながれるものがある、と改めて感じた。

「他の子はどうしてるの?」が分からなくて戸惑った
療育を始めて一番戸惑ったのは、「標準」が分からないことだった。

他の子は週何回通っているのか。
他の習い事との掛け持ちはどうしているのか。
スケジュール管理はどうやって回しているのか。

比べるつもりはないけれど、目安や平均が分からないと、自分の選択が合っているのか不安になる。

あるとき、別の保護者の方と話す機会があった。その方はスイミングと療育を掛け持ちしていて、スケジュール管理がとても大変だと言っていた。そして最後に、こうも言っていた。

「でも私も、他のご家庭がどうしているか全然分からなくて」

みんな、手探りなんだ。そう思ったら少し気持ちが楽になった。

言葉が増えた。保育園の先生が、嬉しそうに教えてくれた
療育を始めてしばらくすると、子どもに変化が現れてきた。

それまで会話のほとんどがオウム返しだったのが、自分の言葉で話せる場面が増えてきた。

「かして」「だめよ」「○○ちゃんのだよ」

保育園のいろんな先生が、嬉しそうに教えてくれた。
「今日こんなこと言ってたんですよ」と。

その顔が、本当に嬉しそうで。
先生たちも、この子の成長を一緒に喜んでいてくれているんだ、と思った。

「成長は、階段式に伸びる」と先生に教わった
療育の先生から、大切なことを教わった。

「成長は、ぐんと伸びて、停滞して、また伸びて、また停滞して。その繰り返しで進んでいくんです」

停滞の時期には、行き渋りや不機嫌が増えることもある。
言葉でうまく伝えられない疲れやフラストレーションが、そういう形で出てくることがあるらしい。現れ方は子どもによってそれぞれ違う、とも言っていた。

我が子にも、停滞の時期はある。
以前の私なら、その時期に「何かが間違っているのかな」と焦っていたと思う。
でも今は、少し違う目で見られるようになった気がする。

停滞も、成長の一部だ、と。

並行してみて、気づいたこと
療育と保育園を並行して半年が過ぎた。

気づいたのは、この2つは競合するものではなくて、互いに補い合っているということ。

療育で身につけたことが、保育園の集団生活の中で発揮される。
保育園での様子が、療育の先生にとってのヒントになる。
両方の先生から話を聞くことで、私自身も子どものことをより立体的に見られるようになった。

オープンに話すことで、支えてくれる人が増えた。

それが、今のところ一番大きな実感だ。

どうか同じように我が子を思い、調べ、涙を流すあなたの心が少しでも晴れますように。

著者:風助ママ
発達ゆっくりっ子を育てるワーママ。日々のリアルをそのまま書いています。

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