先生のことは、信用していた。それでも話せなかった理由

療育・支援(制度・体験談)

\ この記事を読んでほしい方 /
療育の先生のことは嫌いじゃないのに、うまく話せない方
毎回「大丈夫です」と答えてしまう自分が不思議な方
信頼しているはずなのに、本当のことが言えない方
「話せない」のは自分だけなのかと思っている方

嫌いじゃなかった。
怖くもなかった。
本当にいい先生だと思っていた。
それでも毎回、「大丈夫です」で終わっていた。
なぜだろうと、ずっと思っていた。
信用していないから話せないわけじゃない。
じゃあなぜ。
少しずつ気がついた。

話せないのは
先生のせいじゃなかった。
「こんなことで相談していいのかな」
「この忙しい時間帯にうまく説明できなかったら先生の時間を奪ってしまい申し訳ない」
「もっと大変な状況の家庭の人がいるかもしれない」
そう思うと言葉を出せなくなった。
先生を信用していた。
だからこそ、ちゃんと話さなきゃと思っていた。
ちゃんと。
きちんと。
わかりやすく。
それが重かった。

ある日、先生に言った。
「うまく言えないんですけど」と、最初に言ってから話した。
それだけで少し楽だった。
先生は「うまくなくていいですよ」と言ってくれた。

泣きそうになった。
「話せない」は、信頼の問題じゃないのかもしれない。
「自分にOKを出せていない」問題なのかもしれない。

うまく話せない自分でも、ここにいていい。そう思えるまでに時間がかかった。
今も口が重い日がある。
「大丈夫です」で帰る日がある。

それでも、以前よりすこし
「うまくなくていいか」と思えるようになった。
それだけで、帰り道が少し違う。

次回は「療育で『できた』を見た日のこと」できなかったことが、できた。
それを見ていた話。
笑いながら、泣いた。
あの歌声のことを書きます。

どうか同じように我が子を思い、調べ、悩むあなたの心が少しでも晴れますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました