「この子らしく育てる」とは?発達に悩む親が考えた向き合い方

発達理解(特性・診断・考え方)

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「この子らしく育ってほしい」と思うのに、何が正解かわからなくなる方/周りと比べてしまい、苦しくなることがある方/「普通」と「個性」の間で揺れている方/同じように悩みながらも前に進もうとしている方

「この子らしく」って、やさしい言葉のはずなのに

「この子らしく育てばいいよ」

何度もかけてもらった言葉。
やさしいはずなのに、少しだけ引っかかる。

この子らしくって、なに?

できないことも含めて、そのままでいいという意味なのか。
それとも、できるようになる可能性を広げていくことも含まれるのか。

考えるほど、わからなくなっていった。

比べたくないのに、比べてしまう

公園で、同じくらいの年の子を見る。
保育園の行事で、みんなの様子を見る。

できていることに目がいく。
できていないわが子にも、目がいく。

比べたくないと思っているのに、比べてしまう。

頭ではわかっている。
「この子はこの子」だということも。

それでも、気持ちが追いつかない日がある。

「そのまま」と「伸ばす」の間で揺れる

「このままでいい」と思いたい自分。
「できるようになってほしい」と願う自分。

どちらも本音で、どちらも消せない。

前は、この2つは矛盾しているように感じていた。

でも今は、少しだけ考えが変わってきた。

今のこの子を否定しないこと。
でも、これからのこの子をあきらめないこと。

この2つは、同時に持っていてもいいのかもしれない。

「比べる相手」を変えてみた

あるとき、ふと思った。

比べること自体をやめるのは難しい。
でも、比べる相手を変えることはできるかもしれない。

他の子ではなく、昨日のこの子。

前より長く座れた。
声をかけると、少しだけ反応できた。
昨日より、ほんの少しスムーズだった。

小さくて見逃していた変化が、ちゃんとあった。

この子は、この子のペースで進んでいる。

「できること」と「できないこと」の見え方

前までは、「できていないこと」にばかり目がいっていた。

でも少しだけ、「できたこと」の見方が変わってきた。

大きな成長じゃなくてもいい。
ほんの少しの変化でもいい。

そう思えるようになると、気持ちが少しラクになる。

「関わる」と「コントロール」は違う

もう一つ、考えるようになったことがある。

この子らしさを決めるのは、親ではない。
でも、親の関わりがまったく影響しないわけでもない。

関わり方や環境で、変わる部分はある。

ただ、結果まですべて思い通りにすることはできない。

そこを同じにしてしまうと、苦しくなる。

だから今は、
できることをやりながら、任せる部分も残す。
そんなバランスを意識している。

それでも、迷う日はきっと来る

これでいいのか、と思う日もある。
また比べてしまう日もあると思う。

それでも、

この子はこの子のペースで進んでいること。
自分はその隣にいること。

それだけは、忘れずにいたい。

次回は、「就学相談に電話した日のこと」

ずっと気になっていた就学相談。

でも、なかなか電話ができなかった。
まだ早いんじゃないか、と思ったり、何を聞かれるのか不安だったり。

それでも思い切って、電話をしてみた。

実際にどんなやり取りだったのか。
電話する前に考えていたことと、やってみて感じたこと。

次回は、そのときのことを書こうと思う。

どうか同じように我が子を思い、調べ、涙を流すあなたの心が少しでも晴れますように。

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